【シリーズ】おすすめの1冊『魔法のコンパス』西野 亮廣

こんにちは、りゅうまです。

シリーズ『おすすめの1冊」第25回です。
僕がおすすめする本や、話題の本などをご紹介していきます。

今日、ご紹介するのは西野亮廣さんの「魔法のコンパス」。

『魔法のコンパス』西野 亮廣

道なき道の歩き方

 副題にある『道なき道の歩き方』とはよくつけたものだ。恰好を付けているような響きだが、これはまさに『道なき道の歩き方』だった。
 世間は見通しが見えないことをされるとひどく不機嫌になるらしい。『道なき道』は歩くことでさえ非難の対象とされることがしばしばあるようだ。多々炎上をしている西野はそれをよく知っている。でも、気にしていないのだ。

 この本を中学生、高校生に強くお勧めする。
 あなたたちは、職業体験や社会見学で誰かに雇われて働くことはたくさん学んできたと思う。そのなかには、やらされている仕事もあって楽しくなさそうなものもあったはず。勉強と同じでやらせられると面白くない。「面白いことなら覚えられるのに」とか思っていたら、その、自分が面白いと思っていることは、とてもすごい財宝かもしれない。例えば、ゲームが大好きで「こんなゲームがあったら面白いのにな」とか考えたことがあるなら、それだけでもうひとつの仕事になっちゃう。
 将来の夢と言われてもピンとこない人は、安全地帯を歩もうとさせられてきたんじゃないかな、と思う。見方を変えれば面白いことはたくさんある。まあ、読めばわかる。(笑)

 本を読んでいて、ちょっと考えたことなんだけど、人が新しいことに、とやかく言うときは、保険をかけているだけなんだと思っていい。その人は、きっと予測できないことに不安が強いんだと思う。そして、失敗したあなたに「だからあの時止めたのに」とか言って自分の正しさを必死に証明しようとしてくる。つまり、否定するだけの人は本気であなたの考えを応援しようとしてない。

第2章の11は「勝てるところで勝つ;通知表でいえばオール3という状態が最も効率が悪くて、ほかの教科なんて1でいいので、4を5にする作業をした方がいい」とある。こんなこと言う大人に会ったことあるだろうか。ぼくはない。そりゃオール5のほうが褒めてくれる。でも、たしかに有名なピアニストのあの人なんて勉強ができたかなんて知らないし、スポーツ選手もテレビでたまに文武両道ですごいねって聞くけど基本的には専門のところの結果が一番大事なのである。ほかは関係ない。

 今もしも、大人たちやルールに違和感があるならその感覚を大切にするべきだと思う。第3章の27「授業中のスマホ禁止は時代錯誤」はどういう意味だろうか。
 とにかく自分の違和感を大切にして潰さないでほしい。ここを読むと見えてくるかもしれない。

 もう一つ紹介して、あとは本を読む楽しみを残しておきたいと思う。
 学校では教えてくれないことはたくさんあるが、そのひとつはお金のことだと思う。第2章【お金の話をしよう】ではお金の正体を突き止める。
 お金の正体とは何だろうか。学校の先生も答えられないことだと思う。西野は、ホームレスの小谷という人の稼ぎ方を紹介しながら教えてくれる。あれ、ホームレスなのに稼いでいるのかと(笑)。
 ホームレス小谷は1日50円で何でも屋をやっていた。今もそうだ。でも遊園地を貸し切りにして結婚式をした。ますます訳が分からなくなる。
 なぜ、1日50円で稼げるのか。そもそも食っていけてたのかは本を読んで確認してほしい。ヒントとして「もしあなたが1日50円で人に仕事をさせたら申し訳ないと思うだろう。」と添えておく。あと、クラウドファンディングもキーワードだ。

 さて、本の最後の見出しを紹介して今日は終わりにしたい。
  43「仕事になるまで遊べ;今後、親が子どもに言うのは『遊んでばかりいちゃいけません』じゃなくて、『仕事になるまで遊びなさい!』だね。どうやら面白い未来が待ってるよ。」

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