【シリーズ】3分で読めるTED『在宅勤務がビジネス上有利な理由』マレット・マレンウェッグ

こんにちは、りゅうまです。

TEDという世界中の研究者が研究成果について発表する動画の内容を要約し、ご紹介します。

シリーズ『3分で読めるTED』第8回

 現在、日本では働き方というものが見直され始めています。でも、何年も染みついた仕組みを変えることは容易ではありません。もしかしたら、どのように変えればよいかもわからないまま、やみくもに労働時間を削ることがうたわれているのかもしれませんね。そもそも、働き方改革の真の目的は、楽をするとか、負担を減らすことなのでしょうか。働き方改革のゴールはどこにあるのでしょうか。保守傾向の、日本に今日のTEDはよい刺激になりそうです。

TED
在宅勤務がビジネス上有利な理由
マレット・マレンウェッグ

分散型会社とは何か

 オフィスのデメリットは、自分の作業環境をコントロールできないことです。
私の会社には800人の社員がいますが、住んでいるところはばらばら。テキサスもいればカナダ、メキシコもいます。それに、キャンピングカーで移動しながら仕事をするものもいます。Wi-Fiがつながればどこでも良いのです。

分散型会社のメリット

 分散型会社は会社を構成する最も効果的なやり方だと思います。
才能や知性は世界中に均等に分散していますが、機会はそうではないと思うのです。
 例えば、シリコンバレーは同じ一つの小さな池で釣りをしているような状態です。しかし、分散的な会社なら海全体で釣りをすることができます。つまり、世界中のたくさんの文化や考え方をもたらしてくれるのです。
 分散的な会社にしたいと思った理由は、仕事のやり方について自主性を与えたいという思いがあったからです。好きにスケジュールを組み、好きな環境でできる。食べたいものが食べられるし、音楽を流すのも、静かな環境にするのも自由です。通勤時間の節約にもなります。

分散的な環境をつくるためにできること(今のオフィス式を変えるために)

○全て記録すること
 何かを決定した時に、在宅ワーカーには伝えることができず、決定に至った経緯がわからなくなる。でも、どこでどんなことを考えたのか常に記録を残しておけば、他の人が引き継げます。異なる時間帯にいる人ともやり取りができるようになるし、組織や人の入れ替わりにも対応することができるのです。

○コミュニケーションをできるだけオンラインですること。
 すべてが公開され共有されていれば、新人も速やかに学び取れます。

○よいツールを見つけること
 現在、日常的なコミュニケーションやプロジェクト管理などに使えるアプリがたくさんあります。今、仕事を変えているのはモノではなく、コンピューター上で使うものです。協働作業を助けてくれるツールを探しましょう。

○生産的な対面時間を設けること。
 従来のオフィスでは、年間48週も一緒にいますが、私たちは、普段合わない分、短時間で濃密な共有の時間を設けている。年に一度の大会合では半分が遊び、半分が仕事です。この会合の主目的は、人々の絆です。最後には、絆が深まります。

○各自が自分に合った仕事環境をつくれるような柔軟性を持つこと
 コワーキング手当てがあって、コーヒーショップで仕事ができるようにと、コーヒーを買うお金を出したり、自宅オフィス手当で良い椅子やディスプレイ、机を買い、各自が最も生産的に仕事できる環境を整えたりできます。

メッセージ

 今後10年、20年後には世界に影響を与えるような会社は分散型の会社であると思います。
今後どんな会社が出てこようとも、世界中の人材の自律性を与えられるかを考えることが大切です。
 みんなが働きたい場所で働きながら全力で何かを一緒に作り上げられるように。

TED公式サイト:https://www.ted.com/
TED Talks:https://www.ted.com/talks

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