【シリーズ】3分で読めるTED『人種差別の構造を壊す』バラトゥンデ・サーストン

こんにちは、りゅうまです。

TEDという世界中の研究者が研究成果について発表する動画の内容を要約し、ご紹介します。

シリーズ『3分で読めるTED』第12回

TED
人種差別の構造を壊す
バラトゥンデ・サーストン

黒人であるがゆえの体験

 アメリカでは「アメリカで黒人であることの意味」を何度も思い出させてきます。
2018年12月のこと、私は白人の婚約者とウィスコンシン州の校外にいました。彼女のご両親に会いに行く途中で警察に止められました。
 警官に呼び止められたとき、ライトを点滅させ服従の意思をあらわしました。ゆっくりと一番明るい街燈に車を止めました。そして、身分証と車両登録証を広げ、窓を開け、両手をハンドルにのせました。警察が車から降りるよりも前にです。
 これは生きるためのすべです。私は、警察を待ちながら「警官、またも丸腰の黒人を射撃」という記事を思い出していました。幸い、警官は友好的でナンバープレートが期限切れだと教えてくれました。

記事を目にして

 2018年にはこんな記事を多く目にしました。

「白人女性、飲料水を売る8歳黒人少女を警察に通報」
「白人女性オークランドの湖畔でバーべキューする黒人家族を警察に通報」

 これでも、黒人の歴史の一歩だと私は思うのです。以前なら警察による裁判なしの処刑が起きてはじめて知ることになりましたが、今や110番する人の映像が出回るんですから。

 上の二つの記事は構造的に一緒です。「白人至上主義」です。私が、「白人至上主義」と使うときは、白人みんなが差別主義と訴えるわけではありません。社会、経済、政治において、白人をほかの人種に対し構造的に優遇するシステムのことです。

言葉遊びをしましょう

 「白人男性」「近所のプールを使う」「黒人女性を」「警察に通報」という文章の「白人男性」と「黒人女性」の位置を入れ替えるとどうでしょうか。
 今度は、「白人女性、飲料水を売る8歳黒人少女を警察に通報」する代わりに彼女の生活を支えるために、「在庫をみんな買い取る」にするとどうでしょうか。本当に警察を呼ばなければならなかったのでしょうか。もっと言えば、無視することも重要な選択肢です。

様々な恐怖と戦いながら

 私がここにいられるのは私が愛され力を注がれ守られラッキーだったからです。でも、私は恐怖心を抱きながら外を歩いています。誰か私を脅威に感じる人が、私の命にとっての脅威になりうるからです。

 いい加減疲れました。他人の恐怖の見えない重荷を背負うことに疲れました。
 私たちは行動を変えられます。それによって物語が変り、システムが変わるのです。私たちはみんなにとってよりよい現実を作り出すのです。

TED公式サイト:https://www.ted.com/
TED Talks:https://www.ted.com/talks

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【シリーズ】3分で読めるTED『意識とは何か』マイケル・S・A・グラツィアーノ

【シリーズ】3分で読めるTED『あなたは脱獄の謎が解けますか?』ダン・フィンケル

【3分で読めるTED】TEDの要約記事を書いていきます!

【シリーズ】3分で読めるTED『水中で31日間を過ごして学んだこと』ファビアン・...

【シリーズ】3分で読めるTED『ポーカーの達人が教える決断の3つの秘訣』リヴ・ボ...

【シリーズ】3分で読めるTED『プレイヤーが物語を紡ぐビデオゲーム』デイビット・...