【シリーズ】3分で読めるTED『食人の歴史』ビル・シュット

こんにちは、りゅうまです。

TEDという世界中の研究者が研究成果について発表する動画の内容を要約し、ご紹介します。

シリーズ『3分で読めるTED』第35回

 15世紀、人々は万病に効く薬を発見したと思い込んでいました。「マミア」と呼ばれたその薬はミイラ化した人体をすりつぶしたものです。

TED
食人の歴史
ビル・シュット

食人の理由

①生存のため
文化や時代関係なく飢餓や包囲攻撃、遭難時は餓死するか、死体を食べるかの選択しかありません。

②食人文化がある
2000年前の中国では、親の病気を治す最終手段として成人した子どもの太もも肉を一部差し出すことが社会的に認められていました。

20世紀ごろの中頃、フィレ族の人たちには死ぬ前に死んだときの要望を伝える習わしがありました。その要望の中には「死んだら親族を集め自分の身体を食べてほしい」といったものもありました。このような儀式は故人を尊重した一方で、クール―病という治療不能な病を広めてしまいました。

商売としての食人

 当初はエジプトから盗み出されたミイラがマミアの原料とされました。エジプトのミイラだけではマミアの供給がままならないほど需要が増えると、商機を狙い、ヨーロッパの墓地から盗んだ死体をミイラ化するようになりました。

 治療薬はミイラだけでなく液体状や粉末状の血液はてんかんの薬として用いられ、肝臓や胆石、脳から抽出された油、粉末にした心臓は調合薬として人気でした。

最後に

 食人の歴史はまだわかっていないことがたくさんあります。少なくとも何千年と人々はお互いを食べ合い、自らの身を捧げ、人を食べたと言って他人を責めてきたことはわかっています。

TED公式サイト:https://www.ted.com/
TED Talks:https://www.ted.com/talks

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