こんにちは、りゅうまです。
応用行動分析という学問を日常で使うための研究をしていきます。
僕の経験や聞いた話、皆さんから寄せられた話を応用行動分析の視点で分析し解決策を探していきます。
どうする?あの人の困った行動NO.1-1
行動分析研究所
―人を動かす一番簡単な方法 ポジティブアプローチ―
あなたの好きなことはなんですか?
あなたはどんなことが好きですか?僕の好きなことは、本と音楽とコーヒーとお菓子と、ユーチューブ、料理、お出かけです。それから、本で得た知識をどうやって使おうかなって考えたり、料理が前よりおいしくできるようになったりとできることが増えたときもとても嬉しいなと感じます。(同じ趣味の人に出会えるのも嬉しいですよね!)
さて、これらはすべて相手に行動をさせるための道具となりえます。
コツは言い換え!―ポジティブアプローチ―
そうです、「コーヒーが飲める」や「ゲームができる」などのメリットを頑張った後のご褒美として与えるというものです。
例えば「宿題が終わったらゲームしていいよ」っていうやつですね。
これなら、今更聞かなくてもいいよ。と思われるかもしれませんが!これ、実は意識して使うと簡単に人を動かすテクニックになるんです。特に子どもに効果てきめんですよ~。
よくこんな風に言っていませんか?
「お風呂に入らないと、テレビみれないよ!」
「宿題するまで、ご飯抜きだからね!!」
いや、お母さんご飯抜きはきついって……。
この言い方だと、ご飯が食べられることやテレビを見られるということがメリットとして受け取りづらいのです。それに、どんなに優しく伝えても脅している印象は少なからず出てしまいます。相手も反発する可能性もありますね。
そこで、言い方を変えるのです。
「お風呂に入ってからテレビ見てね。」
「宿題が終わったらご飯にしようね!」
簡単でしょ?騙そうとしてるんじゃないかってくらい、簡単でびっくりしませんでしたか?
かるく解説
「風呂に入らないと、テレビ見せないよ。」
この言い方だと、「風呂に入ればテレビを見れるんだな。」と自分で置き換えなければなりません。しかも大なり小なりこの言い方はきつく聞こえてしまいます。だから、「なんとなくやる気が出ない。」を引き起こすのです。
「風呂にはいってからテレビ見ようね。」
この言い方だと、ストレートに 「風呂に入るとテレビを見ることができる。」
というように考えなくてもメリットをイメージすることができます。
本当に全くといっていいほど行動に移すスピードが違うんですよ!まあ、騙されたと思ってやってみてください。
ちなみに「○○しないと、××させない。」というように否定的じゃなくて、「○○したら、××しよう。」という指示は肯定的な指示なので、ポジティブアプローチと言います。
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次回
どうする?あの人の困った行動NO.1-2
―トークンエコノミー法で餌をまけ―
なるほど!言い方を変えれば行動を強化したり、促したりできるんだね!
例えば、「旦那に家事を手伝ってもらいたい」なら、少しでも手伝ってくれたときに、褒めればいいんでしょ?でも、まって、うちの旦那はそもそも全く家事とかしてくれないんだけど……。
さて、今までは少しでも行動してくれた人に対してのアプローチでした。次回は、重たーーい腰を上げる方法です!
では、ばいばい!