【シリーズ】3分で読めるTED『世界について無知にならないために』ハンス&オーラ・ロスリング

こんにちは、りゅうまです。

TEDという世界中の研究者が研究成果について発表する動画の内容を要約し、ご紹介します。

シリーズ『3分で読めるTED』第45回

まとめ
  • 人は先入観をもって判断して事実を見誤る。
  • でも、知識をかき集めるにはあまりにも時間が少ない。
  • しかも、我々の情報源であるメディアも結構無知。

そこで、

  1. 多くのことはよくなっていくと推測する。
  2. 良いデータと悪いデータがあるなら、大半の人は真ん中あたりにいる

と考える。
例えば
「かつては豊かな人と貧しい人は2極化しグラフはふたこぶでした。しかし、世界の人口は増えていきだんだんと中間が盛り上がったひとこぶになるのです。」
つまり、貧困層が減り、現在は中間層が最も多くなった。

  • 貧困や差別などの問題がなくなるわけではないが、まずは事実に目を向け、大多数を知ること。

TED
世界について無知にならないために
ハンス&オーラ・ロスリング

問1

自然災害による年間死者数は、20世紀でどう変化したか。
A 倍
B 変わらない
C 半数以下
スウェーデン人の回答
A 50%
B 38%
C 12%

正解はCです。ちなみにチンパンジーの回答は
A 33%
B 33%
C 33%
チンパンジーの方が優秀です!

問2

30歳の女性が学校に通った年数は世界平均何年か。
A 7年
B 5年
C 3年
スウェーデン人の回答
A 9%
B 46%
C 45%
正解はA

実際に女性が虐げられている地域はあります。しかし、就学に関しては同等になっているのです。最悪のところを基準にこたえてしまうと多数派を見落とします。

問3

世界で極貧(日々食事にも事欠く水準)生活を送る人の割合はこの20年でどれほど変わったか。
A 2倍 
B 変わらない
C 半数以下

正解はC
アメリカ人に質問するとCを選んだのはたったの5%でした。先進国の人は、貧困はなくならないと考えます。
理由は「何が起きているのか知らないから先入観で答えるしかない」からです。まずは、事実に目を向け大多数は何かということを知ることです。

問4

1才ほどの子どもが基本的なワクチンを接種する割合は?
A 20%
B 50%
C 80%
正解はCです。
Cと回答した割合
アメリカ人一般人 17%
アメリカのメディア 20%
スウェーデン人  8%
EUメディア   6%


この結果でわかることは、「メディアでさえも何も知らない」ということです。でも、一般人の情報源は、その無知なメディアなのです。

先入観の原因は、親や地域の考え方に子どもの頃から触れることによって、大きな偏見が生まれるからです。それが先入観の芽生えです。
しかも無知を引き起こすのは先入観だけではありません。ニュースは注目されることが優先されます。さらに、より面白くするために誇張されます。先入観い加え、メディアの無知も相まって、事実と離れてしまうのです。

しかし、データは陳腐化するものですが、常に新しい情報を知り、提供することは困難です。

では、どうすれば知らない問に答えられるのでしょうか。コツは2つあります。

  1. 多くのことはよくなっていくと推測する。
  2. 良いデータと悪いデータがあるなら、大半の人は真ん中あたりにいる

例えば、貧困もかつては豊かな人と貧しい人は2極化しグラフはふたこぶでした。しかし、世界の人口は増えていきだんだんと中間が盛り上がったひとこぶになるのです。ただ、極貧生活の人の割合は減っていますが、数にすれば10億人ということも事実です。
 

事実に基づいて世界の認識を持てば次になにがやってくるのか理解できる見込みがあるのです。

TED公式サイト:https://www.ted.com/
TED Talks:https://www.ted.com/talks

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【シリーズ】3分で読めるTED『古びた本が繊細なアートに生まれ変わる時』ブライア...

【シリーズ】3分で読めるTED『プレイヤーが物語を紡ぐビデオゲーム』デイビット・...

【シリーズ】3分で読めるTED『人種差別の構造を壊す』バラトゥンデ・サーストン

【シリーズ】3分で読めるTED『みんなが楽しく働く会社を作る8つのヒント』パティ...

【シリーズ】3分で読めるTED『「依存症」—間違いだらけの常識』ジョハン・ハリ

【シリーズ】3分で読めるTED『宇宙が終焉する3つのシナリオ』ヴィーナス・キーズ