だれでも行動分析家 No.0―学校の問題点―【行動分析研究所】

こんにちは、りゅうまです。

応用行動分析という学問を日常で使うための研究をしていきます。
僕の経験や聞いた話、皆さんから寄せられた話を応用行動分析の視点で分析し解決策を探していきます。

だれでも行動分析家 No.0

行動分析研究所
―学校の問題点―

はじめに

教員として働いている方々は、なんと向上心の高いことだろうかと感嘆します。忙しい中でも教育委員会が開催する研修に行ったり、研修を頼まれれば引き受けたりと子どもたちのために教育技術をあげようと頑張ってくださっています。

しかし、問題点もあります。学ぶツールが偏りすぎていることです。
ぼくが最も感じる問題点は、先生たちは経験主義だということです。先輩からやり方を教わったり、今まで試行錯誤して得た成功体験を応用したりして教育に活かすという方法が軸になってしまっているのです。この問題が情報社会において、教育が遅れているという批判の原因だと思います。

もちろん、本や教育雑誌から学ばれている方もいらっしゃいます。しかし、それらだけではあまりにも視野が狭い学びだと思うのです。実際に教員の研修は教科ごとに授業の実践を参観して意見交換をするという方法が主流です。もちろん、とてもよい研修だと思います。しかし、それだけでは偏った情報です。

例えば、授業を考えるときPDCAが回るように授業を計画することがあります。しかし、ビジネスの世界ではDCAなど、行動することに最も価値を置くようになってきています。PDCAサイクルでは遅いのです。もちろん、ビジネスと教育をそのまま当てはめることはできません。しかし、ビジネスのスピード感を知らないと社会とのギャップは大きくなると思いませんか?

情報は幅広く収集するべきです。

例えば、学級経営、学級崩壊という言葉があるように「クラスの人間関係や集団としての機能をより良好にするためにはどうすればよいのか。」ということがよく議論されます。そうした中で、ざっくりと「具体的な学級のルールを決める。」ことや、「○○というゲームを通して仲間意識を高める。」という結論に落ち着きがちです。しかし、本当にそうでしょうか。ルールがあると統制しやすいですが、それがもとで学級崩壊をするケースもあります。

なんとなくうまくいっているけど、学級のルールはあまり機能していないというケースもあります。ということは、もっと、深堀して、どんなルールがモチベーションを高めてくれるのか、○○というゲームで仲良くなっているがなぜそのゲームがよかったのか、ということまで考えていくべきだと思います。そして、それは意外にもビジネス書に書かれていることもあります。理由は、簡単です。管理職の悩みも部下の人間関係だったり、仕事のモチベーションだったりするからです。また、ビジネスの方が成果に厳しいのでより高度な分析をしているものも多いのです。

2つ目の問題点

ここで問題点の2つ目ですが、教員は時間があまりにもありません。自分で課題を見つけ、それに合った書籍を見つけるだけでも大変な時間がかかります。また1冊で得られる知識が数行なんてことは本当によくあります。また、本のタイトルから自分の課題とリンクしているのかさえ分からない場合もあります。そこで、このシリーズに目を通せば、ビジネスの視点と教育の視点を結び付けられる!そんな記事にしていきます。イメージはもしドラです。もしドラは野球部マネージャーが、やる気のないチームをドラッカーのマネジメントというビジネス書の言葉を頼りに甲子園に連れていくという物語です。(めちゃくちゃ影響を受けました(笑)。)

もちろんマネジメントに限らず、コーチングやゲーミィフィケーションなどの理論や貯金型と投資型の思考などなど教育に活用できる分野はたくさんあります。そこから、教育に落とし込めればより「生きる力」が身につくと思いませんか?
また、関連するオススメの一冊も紹介していきます。

おわりに

根拠のあるアプローチをもって実践を積めば、はるかに早く指導力が付くはずです。ある人に、「教員と言うのは10年やって、やっと1人前になれる。」と言っていた人がいました。確かに、自分の経験と他人の経験だけの学びだとそのくらいかかるでしょう。でも、この情報社会においてもっと早く指導力を付けることができるはずです。(見方を変えると10クラス分の子どもたちが不幸になる可能性があるということです。)先生方の引き出しが増え、より仕事場で幸せを感じられるようになることを祈って送ります。

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次回

成果を出す行動分析術 No.1
―モチベーションを高める目標の立て方 基礎編―

目標の立て方を意外とご存じない方はおられます。なぜ挫折するのか。それはあなたの意志が弱いのではなく、計画の立て方、目標設定の仕方がよくないだけかもしれませんよ?来週から目標の立て方から行動を変えていく方法を考えます!

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