【シリーズ】おすすめの1冊『ここはボツコニアン』宮部 みゆき

こんにちは、りゅうまです。

シリーズ『おすすめの1冊」第61回です。
僕がおすすめする本や、話題の本などをご紹介していきます。

今日、ご紹介するのは、宮部みゆきさんの「ここはボツコニアン」。

『ここはボツコニアン』宮部 みゆき

おおまかなあらすじ

 ボツネタが集まってできた世界「ボツコニアン」。そんなだめだめな世界でも人々は平和に暮らしていた。そんなボツコニアンをよくするために、ボツコニアンでは12歳になると、長ぐつの戦士に抜擢されるかもしれないルールがあった。枕元に現れる長ぐつを役所に持っていき当たりなら晴れて長くつの戦士になるという仕組みだ。

 少年ピノと少女ピピの2人は、双子であるが、持つ力が強いため離れ離れで育てられた。12歳になった2人は「長ぐつの戦士」に選ばれ出会い、互いが双子であることを知る。そして、二人が出会ったことで扉が開き、モンスターたちが暴れはじめていた。
 このボツでできた世界をよくするべく、双子の「長ぐつの戦士」が立ち上がる。

1巻のあらすじ

 2章「瀕死度(ひんしど)激高(げきたか)チュートリアル」
 ボツネタにはそれ相応の理由があります。ピピとピノはめちゃくちゃ強いドラゴンとチュートリアルで戦うのです。
 3章「王都の秘密」
 忍者に食料を届けに行くミッションの途中で現れた怪物を倒します。そこでピピはイモムシを操る呪文を、ピノは武器としてフライ返しを得たのでした。
 

2巻―魔王がいた街― あらすじ

 アクアテクについたピノとピピ(以下ピノピ)は妙な張り紙を見つけます。女の子たちが行方不明になっているのだそうです。
この町で何かが起こっている。魔王の町と呼ばれる妙な言い伝え、無表情で踊り続ける女の子たち……。
 黒服の男の子のポーレ君を仲間に加え、謎を解き明かします。
 
 怪物をたおしても、経験値や金をもらえない。初回の敵なのにMPが無限の敵。歩くだけで体力が奪われる設定。(食べても回復しない。)2巻では、ほんとに「そりゃ、ボツだな」と認めざるを得ない設定がピノとピピを襲います!

3巻―二軍三国志― あらすじ

 ピノピは、アクアテクで最近話題のあんまんの行方を追っていると、不思議なところにたどり着きました。そこでは、荀彧(じゅんいく)や郭(かく)嘉(か)、孫策(そんさく)と名乗るキャラクターたちがいました。(好きな人はピンとくるかと思います。彼らに関係のある有名なキャラクターと言えば孫権や劉備です。)そう、第3巻では、三国志の2軍キャラクターが活躍するのです。2軍に落とされていることに納得のいかない武将たちの愚痴を聞きながら、ピノピは彼らと仲良くなっていきます。

 みんなでクイズを楽しんでいると、突然大きな揺れとともに巨大な怪物が!

 ここでのボツネタは、「三国志の武将と○○○みたいな怪物を戦わせる」という設定。
 強い敵にピピの魔力はすぐに尽きてしまいました。ピノはフライ返しでどう戦うのか。また、2軍の武将の実力はいかに!?

4巻―ほらホラHorrorの村―

 名前からして、ダサい……。
 次に向かったのは、地図に載っていない村。そこの村では、恐ろしい姿の人、人、人。三角錐の被り物をした、目も鼻も口もない人たちが追いかけてくる。なんとか撒いて、旅館に逃げ込み、休憩することに。しかし、そこの温泉には顔だけの幽霊がたくさん!!
 本当に気味の悪いこの村で、ピノピと三国志界からついてきた郭嘉とカメラマンのタバサは、顔だけの幽霊の住処が秘密研究所であることを突き止める。ビビるピノピをタバサが鼓舞し、解決に動き出します。秘密研究所のマヌケな秘密が明らかに……。

5巻―ためらいの迷宮―

 さみしく思いながらも、最後の一冊を読み始めました。
目的の達成に必要なカギは6つです。しかし、いままでの冒険で集まったのはたったの3つ。残りの3つのカギの入手方法は、……。開いた口がふさがりませんでした。

感想

 ふしぶしに作者のコメントやツッコミ、プレイ中のゲームの話があって、宮部さんの気さくさがわかります。
シュババババッ!
 のっけから擬音とデカ文字でありますが、これは作者が〈今回は手っ取り早く行数を稼いでまとめちゃおう〉なんて企んでいるせいではありません。」

 こんな感じで作者が入り込んできたり、作者とキャラが対話をしたりします (笑)。
作者と一緒にキャラにツッコミを入れながら、ときにはピノピと一緒に作者にツッコミながら愉快な旅をしてみませんか?

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