シリーズ『おすすめの1冊』第67回です。
僕がおすすめする本や、話題の本などをご紹介していきます。
今日、ご紹介するのは、貴志祐介さんの「新世界より(上)」。
テレビアニメにもなり、現在(2019年10月10日)Amazonプライムビデオでも公開されています。
Amazonプライムビデオ:「新世界より」
『新世界より(上)』貴志 祐介
あらすじ
千年後の日本では人口が5万人にまで減り、科学の代わりに呪力という念動力を使って生活していた。神栖66町の子どもたちは、12歳から念動力の学校、全人学級に進学する。渡辺早希は、覚、瞬、守、麗子、真理愛のいる1班に配属された。
囲まれている町
神栖66町は、八丁標(はっちょうじめ)と呼ばれるしめ縄に囲まれている。その外には危険がたくさん潜んでいるらしい。ほかにも、悪鬼や業魔と呼ばれる病。ねこだましやバケネズミと呼ばれる謎めいた生き物。周囲の違和感など、子どもたちには決して伝えられない町の秘密がいくつもある。
夏季キャンプ ―重なる危機―
夏季キャンプでは、八丁標の外に出ることができる。もちろん範囲は決まっている。しかし5人は、抑えられない好奇心に従って奥へと進み、国会図書館の端末を捕まえ世界の秘密を聞き出してしまう。それが今後、どんなに災いをもたらすのか誰も知る由もなかった。
5人は、範囲外にいたところを離塵師に見つかり、さらに「悪魔のささやき」に耳を貸したとして呪力を奪われてしまう。そして、連行されている途中に離塵師は風船犬により殺され、早希たちは呪力を失ったまま取り残されてしまった。運の悪さはまだ、続く。そこには外来種のバケネズミが勢力を広げていた。覚と早希、瞬と守と真理亜で分かれてしまった。今は三人の無事を祈るしかない。しかし、自分たちの身も想像できないほどに危険だった。呪力も使えない中で、勇気と頭脳、運が命運を握る。
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